大規模修繕工事のポイント

第1回目の大規模修繕工事を迎える時期に来た管理組合の方へ、まずは基本的の言葉の意味やポイントについて理解を深めていただきたいと思います。
設計監理方式であっても、コンサルタントの提案に対し管理組合としての方針を決めるための最低限の知識は必要です。
大規模修繕工事の実現へ向けて、建物に関する維持管理の必要性について認識を高めていきましょう。

 

大規模修繕工事とは

大規模修繕工事とは、通常外部足場を設置して行う外壁等の改修工事のことを指しています。現実には区分所有者の高齢化や思惑の違い、資金不足などのために合意形成が進まないことも多く、マンション再生は非常に難しい課題となっています。

 

工事成功のポイント

大規模修繕工事は、新築工事と異なり住民が住みながら工事を行います。そのために、改修設計の段階では材料や工法の選定に配慮し、工事の段階では監理者が工程や品質の管理と同様に施工者に対し工事の情報について、居住者様へ十分周知するよう徹底いたします。