おかげさまで
法人設立60周年

社長の御挨拶

株式会社三衛建築設計事務所は平成30年2月14日で法人設立60年を迎えます。これは、ひとえにクライアントの皆様、 関連会社の皆様、弊社に携わったスタッフの皆様のご協力の賜物と心より感謝申し上げます。

弊社は昭和33年に父が設立した会社です。残念ながら父は他界していているため当時の話は聞けませんが、当時の 日本は高度成長期で建物建設の需要も高く、設計事務所として多くの集合住宅の設計を任せていただきました。
特に高田馬場駅周辺では数多くの建物を設計させていただき、現在でも当時の作品が建て替えられることなく建ち並んで います。また、現在のUR都市機構(当時の日本住宅公団)からも厚い信頼をいただき、関東圏の団地や市街地住宅の 設計に携わらせていただき、現在でもUR都市機構から多くのお仕事を任されています。

平成9年に創設者である父が他界したことで、弊社は一つの転機を迎えることになります。その時期バブル経済崩壊後の 低迷期ということもあり、次々と建物を作るという時代に陰りが出てきたことで、新築の設計から徐々に修繕、改修の設計に シフトしていくことになりました。父の急死により長男である私が後継者として会社を引き継ぎましたが、UR都市機構における 修繕工事の設計監理業務の経験を活かして、民間分譲マンションの大規模修繕工事の設計監理業務に目を向け、手掛ける ようになりました。民間分譲マンションの大規模修繕はURの修繕業務とは異なり、設計の実務に加え、管理組合の合意形成 サポートという大きな役割があるため、設計業務というよりはコンサルティング業務も重要となります。当初は実績もノウハウも ないため、なかなか受注できずに苦労しましたが、経験を積むうちに力をつけて、これまでに多数の実績を積んで参りました。
設立当時から集合住宅一筋に邁進してきた堅実な設計事務所として、今後もマンションの資産価値向上を提案しながら 魅力あるマンションを1棟でも増やしていきたいと考えております。

そして、多くの方に支えられてきた三衛建築設計事務所が70周年、80周年を迎えられるよう頑張っていく所存でございますので、 今後ともお引き立てを賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

三衛建築設計事務所 代表取締役 大沼秀弥

価値ある建物を未来へ

この60年を振り返ると、大きく分けて前半の30年は日本の高度経済成長の時期と重なり新たに 建物を創るため設計事務所が最も大きく活躍できた時代でした。後半の30年は、バブル崩壊を経て低迷する日本経済と歩調を合わせたかのように設計事務所 にとっては厳しい時代でもありました。その中で既にある建物を適切に維持する必要性、即ち ストック建物再生への需要が生まれました。
弊社としては、マンション保全設計協会の設立や社内の事業部として改修設計事業部を 立ち上げるなど、時代の要求に応えた体制を構築し真摯に業務に取り組んできました。
会社組織として60年存続することの難しさは、一般的な法人の寿命が30年程度ということからも 良くわかります。さらに設計事務所として、あのバブル崩壊を乗り越え今日ここにあることは 堅実な経営で本業に邁進してきた証でもあります。
これまでの道程を振り返り、複雑化する新たな時代に創意工夫をもってその要求に応え 社会に貢献いたします。
人で言えば還暦の節目にあたり、私たち社員一同、心新たに設計業務一筋に取り組む所存です。

60年の歩み

1956年10月 大沼恒弥(初代社長)個人にて設計事務所を創業
1958年2月 有限会社三衛建築設計事務所として法人設立
1974年2月 株式会社三衛建築設計事務所へ改組
1988年2月 法人設立30周年
1997年8月 大沼勇喜野 代表取締役に就任
1999年2月 マンション保全設計協会設立

財団法人マンション管理センターに登録

2000年6月 大沼秀弥 代表取締役に就任
2002年6月 分譲マンションの大規模修繕コンサルタント業務に着手

社内に改修チームを設置、本格的に業務を受注

2006年2月 社内体制強化のため2事業部制へ

UR事業部と改修設計事業部にて営業開始

2008年2月 法人設立50周年
2008年11月 資本金を3000万円へ増資
2016年2月 分譲マンションの大規模修繕コンサルタント業務

300管理組合を突破、実績を積み上げる

2018年2月 法人設立60周年

プロの条件

私たち三衛建築設計事務所は、自らの意欲を高め発揮するために集まった、プロの建築家集団です。様々な条件のもとで、いかにニーズにこたえる建築物を創造するか。私たちの日常は常にそこにあります。社名の「三衛」の意味するものは、建築の持つ三要素「デザイン」「機能」「経済性」をバランスよく取り入れ、「建てる人」「使う人」「創る人」が、それぞれ満足できる建物にしたいという願いの表われです。ビルはいつでも時代の空気を吸収しながら生きています。だからこそ、10年、20年という長いサイクルで常に向上してゆく技術と精神を持ち続けること。これこそプロの条件であると信じます。

1990年頃のパンフレット

高度成長期、日本社会は多くの建物を必要とし、設計事務所はそれに応えて設計を行いました。
弊社の設立者である大沼恒弥は、自らプロの条件を次のように記しています。

2000年頃の保全設計協会設立時のパンフレット

保全設計協会を数社の設計事務所と共に設立、幹事会社として本格的にマンション管理組合からの相談を開始しました。また設立当時、公益財団法人マンション管理センターのテクノサポートへ登録し、改修に関する多くの問い合わせをいただきました。

2010年頃の改修設計事業部のパンフレット

分譲マンションについての改修設計業務の問合せ増加に伴い、業務体制強化のため作成したパンフレット。マンション改修工事の総合コンサルタントとして業務を拡大していきました。挨拶文では、ストック型社会が必要とするマンションの実現を目指した業務として改修設計業務を位置付け、取り組む姿勢が記載されています。

2017年の会社案内のパンフレット

2018年に法人設立60周年を迎えるため、改修設計事業部、UR事業部を紹介した総合案内パンフレット。
弊社代表からの挨拶の中で、次のように結んでいます。「弊社のコンサルティングは、管理組合の皆様とパートナーとして信頼関係を築きながら、楽しく満足できる大規模修繕工事を目指していきます。そして私どもは所員一同、誠意を持って管理組合様をサポートいたします。

思い出の一コマ

30周年記念写真 ~1988~
30周年 先代の挨拶 ~1988~
35周年 OB会
1980年代の事務所風景

会社サインプレート

三衛建築設計事務所 60周年記念ロゴ

三衛建築設計事務所 60周年記念ロゴ