C.施工業者選定業務

施工業者の選定においては、透明で公正な方法が求められます。そのため、施工業者を公募により募り1次、2次選定を経て、最終的にヒアリングで決定いたします。優良な施工業者であるか否かを技術力、会社の体制、経営状況、改修実績などを詳細に比較し検討して判定いたします。

 

1. 施工業者公募

①公募基準提示

公募基準提示

業界新聞・インターネットを使用した公募による業者選定方法の説明を行う。
工事規模に応じて施工会社の規模、実績等を考慮し、公募の一定基準を設定する。

②公募に関わる実務

業界新聞・インターネットへの公募要項を作成し、掲載の依頼を行う。

 

2. 1次選定(見積依頼業者決定)

①応募業者比較表作成・検討

応募業者比較表作成・検討

公募に応じ、参加に必要な書類を送付していただいた施工会社すべての比較一覧表を作成し、1次選定基準に従い評価点を付ける。

②1次選定アドバイス

1次選定の基準についての説明とアドバイスにより、見積を依頼する業者を決定する。
見積を依頼しない施工会社については、その旨の連絡を行う。

③見積依頼に関わる配布資料の作成

見積依頼用の図面、各仕様書、見積要項書をコピー準備し、各施工会社に連絡を行う。

④現場説明会の開催

現場にて、各社1時間ごとに区切り、見積についての個別に説明を行う。通常、書類説明を20分実際に建物を歩いて廻り注意事項を約20分現地にて説明する。

⑤見積依頼に関する質疑応答

現場説明会の後、各社による現地調査を行い、提出された質疑事項について質疑回答書を作成し、各社へ送付する。

 

3. 2次選定(ヒアリング依頼業者決定)

①見積書精査、比較検討書作成

見積書精査、比較検討書作成

各社から提出された見積書について、比較検討表を作成する。

②総合所見、2次選定アドバイス

見積書の比較検討表を基に、2次選定を行いヒアリングを依頼する施工会社を決定する。

③ヒアリングに関わる実務(通知、資料作成、採点他)

内定通知書、選外通知作成

ヒアリングに呼ぶ施工会社に対し日程等を通知し、ヒアリング時の採点資料を作成する。ヒアリングでは、司会進行を行い各社のプレゼンテーションを採点する。

④施工会社内定アドバイス、所見

ヒアリングを含めた総合的な評価で、施工会社を1社内定する。

⑤内定通知書、選外通知作成

施工会社1社に内定通知を、他社に選外通知を送付する。

⑥内定した施工会社との最終調整・交渉

内定した施工会社との最終調整・交渉

 

4. 総会サポート

①議案書作成のための補助資料作成

管理組合が作成する議案書に必要な補助資料を作成し提供する。

②総会出席・質疑応答

総会に出席し、住民からの質疑に対し専門的・技術的な説明を行い円滑に議案に対し、承認を得られるよう合意形成のサポートを行う。