マンションの2020年問題

東京五輪・パラリンピックが2020年に東京で開催されます。

会場となる施設の問題なども新聞の記事となって目に留まりますが、都心部では急ピッチで開発整備が進められています。

弊社が関わるマンションでは、「マンションの2020年問題」が一部で話題となっています。その問題とは、人口減少と高齢化が顕在化し、マンションの管理・修繕が行き届かず価格が暴落するというものです。その一因として多くのマンション区分所有者が当初は想像もしなかった「修繕積立金不足」が挙げられます。弊社でも大規模修繕工事を控えたマンションからの問い合わせも多く、各担当者は長期修繕計画から修繕積立金の見直しを提案せざるを得ません。

計画修繕の基本となる長期修繕計画は、通常5、6年ごとに見直すことが望ましいと国交省のガイドラインにも記載されています。そのため対応が早ければ早いほど計画修繕が無理なく円滑に行われることになります。
設計事務所は、「建物の将来の姿を想い描き、今すべきことを共に考える」ことで、管理組合のパートナーとなれると確信しています。

(Web管理人)