今後10年で建設職人が100万人減る

これまでも、建設現場における熟練工不足の問題を耳にしていましたが、具体的な数字として把握した情報ではありませんでした。

今回、建築士連合会の発行している「建築士」という雑誌の8月号で職人不足の傾向と対策という特集があり、その中で驚くべき数字を確認しました。

現在350万人の建設職人が、今後10年で100万人減る」という予想です。予想とはいえ条件設定も説得力があり、かなり信頼性の高い数字といえます。

そのための対策では、問題の分析から職人の確保・育成をいろいろ論じていますが、現実問題として厳しい状況です。

高齢化して辞めていく職人の代わりは、若い人材の確保に他なりません。そして確保した若い人材も建設現場が魅力ある職場とならなければ、減少に歯止めがかからないでしょう。

(Web管理人)