超高層マンション

超高層マンションに住むということに、誰もがあこがれを持つはずです。摩天楼という言葉がありますが、ニューヨークの街に住むといった感があるのでしょうか。それに、高いところというのは、何となく他を見下ろすようで少し偉くなった気がします。さてこの超高層とは、どのくらいの規模を指すのでしょうか。超高層という定義は、20階以上高さ60M以上の建物となっています。そして、実はこの超高層マンションの建設計画が今スゴイことになっています。
不動産経済研究所のレポートによると、2012年以降首都圏(一都三県)で完成予定の超高層マンションが206棟あるというのです。2011年までに600棟以上建てられていますから、これから計画されている数が極めて多いことがわかります。今後、超高層マンションがステータスではなく、身近な住まいとなることもありそうです。
ところで、超高層マンションも普通の高層マンションと同様に屋上防水や外壁などを定期的に修繕をしながら、維持することとなります。すでに、初期の超高層マンションは大規模修繕を実施しています。工事の方法として、外部に足場を組まず、ゴンドラで行うというのが一般的です。この違いが、工事の進め方や仕様などを決めるうえで重要です。昨年、弊社もUR事業部で改修設計の総監督を行い、改修事業部も現地視察を行いました。社内でも施工方法や改修の仕様など、超高層のコンサルタント業務受注への準備が整いました。2020年頃になると年間100棟の超高層マンションの大規模修繕工事が始まるとの予測もあり、新たなビジネスチャンスと言えそうです。(Web管理人)