設計担当者の悩み

所員も皆それぞれの夏を楽しみ、9月となりました。まだまだ暑さは続きますが、少し気合を入れて仕事をしないといけませんね。さて、今回は設計担当者から出されている業務上の困った話にしましょう。
コンサルタント業務は、設計担当者が管理組合との打ち合わせに孤軍奮闘するわけですが、その時に最も困るケースが次の2点です。
(その1)
弊社の提案するスケジュール期間よりも、既に決められている期間が短く設定されているケースです。ただ、単に忙しいだけでなく必ず業務の流れの中で問題が生じ、しかも解決のための時間がないという結果となります。 担当者の提案する全体スケジュールに是非耳を傾けてください。
(その2)
窓口となる修繕委員会と理事会との間で意見が異なり、決めたことが覆されたり、最悪の場合は業務がストップするケースです。このようにならないために、事前に進め方を内部で確認しておくことが必要ですし、修繕委員会の役割や権限について定めておくことが重要です。
設計担当者は、なかなか管理組合に対して「困る」などと言えません。但し、結果として、スムーズに業務が流れないことは管理組合にとってマイナスです。どちらも、準備段階で整理すべき問題のため、これから大規模を迎えて準備を始めた管理組合はご留意いただければと思います。
(Web管理人)