景気も気分次第?

ボジョレヌーボーが解禁となり、ささやかに実りの季節を感じながらワインを楽しむと、感謝祭、そして師走を迎えます。今年も例年通り何やらあわただしい季節となりました。

今年は、アベノミクス効果で景気が良くなるとの予想通り、マンションの発売戸数でいえば、リーマン・ショック前の水準まで回復したとのことです。自分の周りでマンションを購入している人がいないので、一体誰が購入しているか定かではありません。それでも、大規模修繕工事コンサルタントという仕事柄、マンションが増えることは、将来の仕事につながることで悪い気はしません。景気は気の持ちようでもあり、きっと巡り巡って自分のところへも来るんだろうなと明るく楽しい気分でいたいものです。そんな風に思うと、クリスマスのイルミネーションが例年より美しく輝いているような気がするのは気のせいでしょうか。クリスマスから、正月に向かい様々な場所でイルミネーションによる光の祭典が開催されています。例年より寒い冬ではありますが、暖かくして見に行きたいなと思います。

今年も多くの管理組合様とお付き合いいただき、ありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。  (Web管理人)
 

丁寧な文章

最近は、LINEなど極めて短い言葉だけでコミュニケーションするのが一般的のようです。若者中心ではなく、かなり広い世代で広まりつつあります。
そんな折、仕事の関係の方から、手書きで書かれた丁寧な手紙をいただき感動しました。文字の美しさだけだなく、行間に漂う優しい人柄も伝わるかのようです。個人的には大好きなデジタル製品ですが、スマートフォンなどある意味で便利なコミュニケーションツールと引き換えに、人々が失っていくことも多いのかなと感じました。こんなことを感じるのも季節が秋を迎えたからでしょうか・・・(Web管理人)

超高層マンション

超高層マンションに住むということに、誰もがあこがれを持つはずです。摩天楼という言葉がありますが、ニューヨークの街に住むといった感があるのでしょうか。それに、高いところというのは、何となく他を見下ろすようで少し偉くなった気がします。さてこの超高層とは、どのくらいの規模を指すのでしょうか。超高層という定義は、20階以上高さ60M以上の建物となっています。そして、実はこの超高層マンションの建設計画が今スゴイことになっています。
不動産経済研究所のレポートによると、2012年以降首都圏(一都三県)で完成予定の超高層マンションが206棟あるというのです。2011年までに600棟以上建てられていますから、これから計画されている数が極めて多いことがわかります。今後、超高層マンションがステータスではなく、身近な住まいとなることもありそうです。
ところで、超高層マンションも普通の高層マンションと同様に屋上防水や外壁などを定期的に修繕をしながら、維持することとなります。すでに、初期の超高層マンションは大規模修繕を実施しています。工事の方法として、外部に足場を組まず、ゴンドラで行うというのが一般的です。この違いが、工事の進め方や仕様などを決めるうえで重要です。昨年、弊社もUR事業部で改修設計の総監督を行い、改修事業部も現地視察を行いました。社内でも施工方法や改修の仕様など、超高層のコンサルタント業務受注への準備が整いました。2020年頃になると年間100棟の超高層マンションの大規模修繕工事が始まるとの予測もあり、新たなビジネスチャンスと言えそうです。(Web管理人)

高齢化社会に加えて

平成24年版高齢化白書によると、我が国の総人口は、平成23(2011)年10月1日現在、1億2,780万人ででした。その中で65歳以上の高齢者人口は、過去最高の2,975万人(前年2,925万人)となり、総人口に占める割合(高齢化率)も23.3%(前年23.0%)という結果でした。このように、高齢化社会は年々確実に進行しています。

さて、マンションはどのようになっていくのでしょうか。マンションデータサービスの予測だと、マンションの大規模修繕工事対象ストックのうち、第3回目の工事対象マンションが今後急増し、6年後には最大シェアになるということです。新規分譲の減少に加え、高経年マンションが継続して増えることが、要因といえます。やはり高齢化社会と比例して、マンションは高経年化が進むことになります。今後、大規模修繕工事における工事の内容は、基本修繕に加え、建築工事から設備を含めた改良改善工事へ、さらに多様化・複雑化してくのでしょう。我々、設計事務所やコンサルタントもこの変化に対応した業務体制の構築が必要です。(Web管理人)

某入社式

新年度を迎えました。巷では、アベノミクス効果で円安株高となり景気回復に期待がかかります。政権交代で、これほどの変化というのも噓くさい気もしますが、ここ何年もの社会情勢から考えて良しとしましょう。病は気からと同じように、気分が明るくなれば、日本経済も上向きになると信じましょう。

さて、話は新年度に因んで新入社員の入社式についてです。テレビで見た話なので恐縮ですが、ある会社の入社式でこんな仕掛けがありました。それは、会社の担当者が、予め新入社員の両親に子供への手紙をお願いし準備しておきます。その手紙を、入社式に社員全員の前で読み上げると新入社員は自分への手紙だけでなく、時に他の人の手紙でもボロボロ涙を流しながら泣いてしまうというものです。もちろん社員の人ももらい泣きしている中で、一番泣いているのが社長というのが感動的でした。この会社は、新入社員へ親への感謝を自覚させるために仕掛けているのだと思いますが、いろいろ忘れていたことを思い出させる良い方法だと思いました。(Web管理人)

iphone5で読書

昨年10月、2年間使用したiphone4からiphone5へ機種変更しました。画面も大きく、表示も細かくなり、老眼の身には別物のように良く見えるようになりました。さて、iphone5になって個人の使い方で変わったことは、電子書籍による読書を始めことです。折しも、Amazonが日本で電子書籍の販売を開始、私もAmzonのKindle用ソフトをインストールして試してみました。このソフトのスゴイ点は、iphone5で読書をして、その続きを自宅のipadで読むことが出来ることです。つまり購入した本がクラウド上にあって読み終わった箇所を記録しておいてくれるのです。もちろん、他にも字の大きさが読みやすい大きさに変えられたり、どこでも読めたりと、慣れるほどにその便利さを痛感しています。
同じく10月、海の向こうでは、1933年に創刊された歴史ある雑誌「Newsweek」が、2012年12月31日の発行をもって、紙版での発行を取りやめ、電子版へ完全移行することが発表されました。今年は、さらに新聞や書籍の電子化が、加速度を増して進んでいくと思います。
これと同じ大きな変化が様々な業種に起こる可能性があるわけですから、自らもアンテナを張って対応しなければならないのでしょう。さて、次はどんな変化が待ち受けているのやら・・・・(Web管理人)

謹賀新年

旧年中は格別のお引き立てを賜り厚くお礼お申し上げます。
新年を迎えて、所員一同気持ちも新たに頑張りますのでよろしくお願いいたします。 (Web管理人) 

師走の選挙

今年も、いよいよ師走を迎え何やらあわただしくなってきました。ただでさえ業務に追われ何かと忙しく動き回る時期ではありますが、何と衆議院議員と都知事のダブル選挙が行われます。この結果で、我々国民と都民の運命がどのように変わるのか期待と不安で一杯ですが、今回ばかりは政党ではなく各候補者の主張に耳を傾け、よく考えて投票しようと思います。そして、来年こそは良い年になるような政治の変化を期待いたします。
夜の街を歩けば、クリスマスのイルミネーションが美しく輝いています。一つ一つの光の集合が、全体として美しく見えるように、人もそうありたいと思います。
今年も多くの管理組合様とお付き合いいただき、ありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。  (Web管理人)    

エッグベネディクト


左がハム、右がマグロのエッグベネディクト

暦も10月へ変わり、すっかり秋の空気に入れ替わりました。この時期から年末までは、所員各々が何かと担当の仕事であたふたと忙しくなります。本当は、何をやるにも良い季節ですから、人それぞれに「○×の秋」を楽しみたいものです。

さて、秋といえばやはり「食欲の秋」でしょう。我が家では、この夏からの流行として「エッグベネディクト」を楽しんでいます。エッグベネディクト( Eggs Benedict )とは、イングリッシュ・マフィンの半分にハムまたはベーコン、ポーチドエッグ、オランディーヌ(オランデーズ)ソースを乗せて作る料理です。欧米のホテルの朝食やランチメニューとしては一般的です。その料理の組み合わせとして、具となるハムやベーコンの代わりに、シーフードを入れたりしますが、決め手は最後にかけるオランディーヌソースの味付けです。我が家では愛妻がいろいろ工夫して作ってくれます。海外で食べるエッグベネディクトも美味しいのですが、ファミリーレストランのロイヤルホストでも朝メニューにあります。もし、食べたことのない方がいたら一度ご賞味あれ!(Web管理人)

設計担当者の悩み

所員も皆それぞれの夏を楽しみ、9月となりました。まだまだ暑さは続きますが、少し気合を入れて仕事をしないといけませんね。さて、今回は設計担当者から出されている業務上の困った話にしましょう。
コンサルタント業務は、設計担当者が管理組合との打ち合わせに孤軍奮闘するわけですが、その時に最も困るケースが次の2点です。
(その1)
弊社の提案するスケジュール期間よりも、既に決められている期間が短く設定されているケースです。ただ、単に忙しいだけでなく必ず業務の流れの中で問題が生じ、しかも解決のための時間がないという結果となります。 担当者の提案する全体スケジュールに是非耳を傾けてください。
(その2)
窓口となる修繕委員会と理事会との間で意見が異なり、決めたことが覆されたり、最悪の場合は業務がストップするケースです。このようにならないために、事前に進め方を内部で確認しておくことが必要ですし、修繕委員会の役割や権限について定めておくことが重要です。
設計担当者は、なかなか管理組合に対して「困る」などと言えません。但し、結果として、スムーズに業務が流れないことは管理組合にとってマイナスです。どちらも、準備段階で整理すべき問題のため、これから大規模を迎えて準備を始めた管理組合はご留意いただければと思います。
(Web管理人)