バルコニー問題-①

共同住宅で暮らしていく日常生活に於いて、様々な問題があると思います。特に、専用使用権で使用しているバルコニー(共用部分)の使い勝手によるトラブル、特に、匂い、騒音、ゴミ、ペット問題等様々となっています。時に鳥害といった様な外敵からの問題があります。

先日、某マンションに於いて鳥被害で困っている管理組合と協議する機会がありました。そのマンションでは対応策として、バルコニーに網を張ったり、鳥がとまりそうな部分に剣山の様なものを設置していました。いずれもマンションの外観を壊すような処置となってしまっていました。

新築時にはそういった対策が取られている事は無く、住み始めて初めてその被害に対して管理組合が対策を講じて対応しているのが現状です。昨今のマンションは、外観デザインも含め、使用材料・形態にかなりな特色を持たせています。詭弁にはなりますが、後に、その様な対応にならない様な鳥害対策を新築時に配慮していたら・・・っと、ふと思ってしまいました。(吉祥御庭番衆)

共用部分について

共同住宅に住んでいると、いろいろな約束事があります。売買契約時に提示された重要事項説明にある内容も含めると、そのすべてを理解することは至難の業としか思えません。日常生活で生じた様々な問題を解決する際に、その判断基準として読み返す以外には中々ひも解く資料ではありません。

10年~15年のスパンで行うことが予定されている大規模修繕工事の際、その改修部分について、『一体どこまでが共用部分としての対象で、どの部分からが専用使用部分なのか?』といった議論がされます。様々な管理組合様とお話していく中で、その分類も独自で展開している組合様もありますが、基本的には、マンション標準管理規約(国土交通省)を運用している管理組合様が大半だと思います。

その対象となる専用使用権にて特定の区分所有者が使用している共用部分(バルコニー等)は、その個人個人の生活スタイル及び日常の清掃管理なので、その劣化具合はかなり異なってきます。毎日きれいに掃き掃除をした場合と私物を置き放しにしている状態では改修に係る費用も異なってきます。時には、部分修繕で延命・継続できる仕上げ状態であるのに、材料の更新をしなくてはならない場合も出てきます。区分所有者から集めた全体修繕用の費用をそういった改修の為に支出しなくてはならなくなるのです。

建築の仕上げ材料は、経年に於いて劣化していきます。(建築材料以外も同様ですが・・)しかしながら、少しでも長く大事に使うことでその寿命は延ばすことが出来ます。(人間と同じです・・)個人資産であれば、太く短くといった考え方もあると思いますが、共用資産としての共同住宅であるので、管理組合の中でその使い方について話し合いを行っていけば、一人ひとりの考え方も一つの方向に向かっていけるのでないかと思います。

大規模修繕に係る費用はとても大きな金額となります。その大事な費用を如何に有効に使えるかは、管理組合員一人ひとりの意識の問題だと思います。建築物は無機質なものです。しかしながら、自分の子供を育てる様に大事に育てていければ、次の世代又その次の世代まで残せると思います。(吉祥御庭番衆)

いよいよ夏本番・・・?

8月になりました。夏本番と思いきや何かはっきりしない天気が続きます。節電の夏、空も遠慮して太陽を出さないよう頑張って雲で遮っているのかもしれません。電力不足には好都合の天気ですが、各地で開かれるお祭りや花火大会など良い天気で楽しみたいものです。

さて、7月末に大規模修繕工事のコンサルタントの問合せ状況を整理しました。公募、直接の問合せ、紹介を含め書類提出に至った件数が、6、7月だけで32件あり、震災後の4、5月の16件に対して倍増となりました。これには、窓口も書類等の提出対応で大忙しとなり、是非とも管理組合からのご指名が増えればと願っています。

現在、件数の増えた理由を調査中ですが、ホームページを見てということであれば、Web管理冥利に尽きます。実際は、震災の影響で少し遅れての依頼であったり、震災を機に大規模修繕と併せて専門家に良く建物の状況を確認してもらおうということかと推測しています。いずれにしても、管理組合が大規模修繕工事に向け、専門家へ依頼しようとしていることは間違いないことでしょう。我々設計事務所としては、単に業務が増えるということだけでなく、「住の安全に貢献」しているという技術者冥利に尽きることでもあります。(Web管理人)

今年も半年が過ぎて・・・

今年も、半年が過ぎました。いつもの年よりいろいろなことが起こったような気がするのは私だけでしょうか。 当然のことながら、ほとんどが甚大な被害をもたらした東日本大震災に関わることで、災害の大きさが日本の経済・政治から我々の日常生活にまで様々な影響を与えています。 設計事務所の業務の中でも、材料メーカーが被災したことによる影響で、進行している工事の遅れなどが生じ、調整に苦労した所員も多くおりました。また、被害のあった建物の相談ごとに接する機会も増え、改めて「建築物の安全」を再認識した次第です。 さて、今年の後半はどうなることかと、復興の道筋が見えぬまま政治の混迷にいら立ちを覚えています。(Web管理人)

やったぜ!HPリニューアル

苦節3ヶ月、やっと陽の目を見るHPのリニューアルです。こんなものと思われても、実は結構たいへんな作業なんですよね。(^_^;) これを期に、このブログのコーナーもつくりましたので、私だけでなく所員の幅広い情報や意見、時にはボヤキやグチなども逐次アップしようと企んでいます。(Web管理人)
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